自社でできるセミナーの集客方法8つ&覚えておきたいコツ
企業でセミナーを開催する際に、頭を悩ませるのが集客です。
効率的にセミナーを運営するためには、集客のポイントやコツについて知っておかなくてはいけません。
自社でできるセミナーの集客方法8つとは?
セミナー集客のコツとは?
本当に困ったときのセミナー集客代行とは?
セミナー集客について、いくつかの方法をまとめました。
セミナー集客の方法
セミナーをより効果的に開催するのに、セミナー集客は欠かせません。
セミナー集客の主な手法、アプローチ方法をご紹介します。
- webサイトでセミナー集客する
- web広告でセミナー集客する
- メルマガでセミナー集客する
- メールでセミナー集客する
- SNSでセミナー集客する
- DMやチラシでセミナー集客する
- 他社セミナーや交流会に参加する
- テレアポでセミナー集客する
webサイトでセミナー集客する
セミナー集客においてwebサイトを利用するのは、有効な方法です。
企業ページだけでなく、セミナー専用ページを用意して集客に活用しましょう。
セミナー専用ページには、セミナーの内容だけでなく申し込み方法もわかりやすく記載します。
企業ページのトップには新着情報として、セミナー情報を掲載しておきましょう。
自社サイトを利用する場合には、すでにSEO対策をして検索結果に上位表示されていると理想的です。
SEO対策は時間がかかるので、セミナー集客をするよりも前に取り組んでおく必要がありますが、無料でセミナー集客が見込めます。
web広告でセミナー集客する
SEO対策がうまくいっていなくても、GoogleやYahoo!の検索結果の上位表示する「リスティング広告」があります。
ユーザーの検索キーワードに連動して広告を表示できるので、自社サービスを知らない人にもアプローチできるというメリットがあります。
キーワード選定をするのが難しく、的確に興味のある人にアプローチできるようにしなくてはいけません。
クリック課金制なのでクリックされた場合にのみ費用がかかります。
閲覧者がセミナー集客に直結するともいいにくいので、費用が少ない場合には難しいかもしれません。
「ディスプレイ広告」を併用すると、バナー表示されるので視覚的なアプローチになります。
「リターゲティング広告」は以前に自社サイト訪問歴がある人に広告を出せるので、興味のある人を絞ったアプローチになります。
メルマガでセミナー集客する
すでに購読者のいるメルマガを配信している場合は、メルマガでの集客も効果的です。
メルマガを購読している人はすでにファンであり信頼関係も築けていますので、セミナーへの関心も高いといえるでしょう。
セミナー情報を記載したら、申し込みフォームへのリンクをつけて、簡単にセミナー申し込みができるようにしておきます。
リアルタイムでの告知が可能で、直接読者にセミナーのアプローチができます。
メールでセミナー集客する
自社で保有しているメーリングリストへのメール配信も、セミナー告知のひとつとなります。
ただの告知のメールだと目に留まらない可能性があるので、興味を惹くような内容をまとめるのが大切です。
メールタイトルと冒頭部分が重要になりますので、「誰に対する」「どのような内容なのか」を明確に伝えられるように注意しましょう。
セミナーのキャンセル率を下げるためにリマインドでメールを利用したり、リピート率をあげるためにセミナー終了後にもメールを活用します。
SNSでセミナー集客する
SNSを利用したセミナー集客は無料で行えますし、関心の高いフォロワーを集められます。
将来的に複数回セミナーをする予定がある場合には、SNSでの集客がおすすめです。
FaceboookやTwitter、LINE公式アカウントといったSNSがありますので、それぞれの特徴を活かしてセミナー集客をするのといいでしょう。
Facebookでセミナー集客する
Facebookでは専用のイベントページの作成ができます。
友達やフォロワーがいいね!をすると、拡散できるので宣伝効果があります。
イベントページ作成の際には、目的やベネフィットを明確にするよう心がけましょう。予算があれば広告出稿も可能で、細かくターゲット設定した層にアプローチできます。
Twitterでセミナー集客する
Twitterを使えば、ハッシュタグやリツイートの拡散効果で新規ユーザーにアプローチできる可能性が広がります。
情報が広がるスピードも速いので、セミナー告知に向いているといえるでしょう。
ビジネスアカウントの作成は無料ですが、広告出稿しようと思うと費用がかかります。
個人アカウントではありませんので、企業のアカウントで発信する際には、会社の見解としての内容をツイートするように注意しましょう。
LINE公式アカウントでセミナー集客する
日本でSNSを所有している人であれば、ほとんどの人が利用しているのがLINEです。無料プランも充実しているので、LINE公式アカウントを所有する企業も多いです。
LINEの友達登録をしてもらうだけでメッセージを配信でき、興味のあるユーザーにアプローチできます。
企業側からの一方的なメッセージだけでなく、設定によってはチャット機能でユーザーとのやり取りも可能です。
無料でセミナー集客できるツールのひとつとして、LINE公式アカウントを準備しておくといいでしょう。
DMやチラシでセミナー集客する
web広告やSNSといった手法と比較すると、昔ながらのイメージがあるDMやチラシですが、今でも活用している企業は多くあります。
DMやチラシの構成をまとめて、端的に内容を伝えられるようなものを作成しましょう。
チラシは1枚あたりの単価は安価で、大量生産ができます。
ポスティングは折り込みチラシとして配布しますが、興味の薄い人に配布すると思った通りの効果が見込めない可能性もあります。
DMは企業にある顧客データを利用して配信、送付しますので、興味のある層にアプローチできるでしょう。
メールでDMを送るのであれば、セミナー申し込みのリンク先をわかりやすく設置しておきましょう。
他社セミナーや交流会に参加する
他社セミナーに参加して、他の参加者と名刺交換をしたり交流会に参加するという方法もあります。
参加者対象が近いセミナーを選ぶと、興味のある人達への集客活動になります。
直接チラシを配るシチュエーションがなくても、セミナーのスペースでチラシを置かせてもらえる場合もあります。
テレアポでセミナー集客する
web集客が主流になってきているので、テレアポでセミナー集客をする企業は少なくなってきています。
しかしテレアポは反応をみながら会話を進めていけるので、より顧客にあった魅力的な提案ができるというメリットがあります。
webサイトやSNSはそもそも興味のある人に向けてのアプローチには効果的ですが、テレアポであれば興味の薄い新規顧客が発掘できるかもしれません。
ただオペ―レーターの数が必要だったり、1人1人に電話をかけるので1度に多くの人への宣伝をしたい場合には不向きです。
セミナー集客成功のコツ
セミナー集客の方法だけでなく、これらのセミナー集客成功のコツも確認しておきましょう。
- セミナーの目的を明確にしておく
- セミナーのターゲット層を具体化しておく
- 新規顧客と既存顧客のアプローチ
- 開催後のフォローをする
- 成功の定義を明確にしておく
セミナーの目的を明確にしておく
「セミナーの内容」や「参加者にどのような経験を持ち帰ってもらうのか」というような目的を明確にしておきます。
設定したセミナーのゴールはどこなのか、主催側も参加側も共有できていなくてはいけません。
セミナーの目的は、新商品やプロジェクトの発表や能力の高い人材に向けたリクルートという場合もあります。
セミナーの目的が定まっていれば、自ずと内容やターゲット、開催時期や会場も決まってくるでしょう。
セミナーのターゲット層を具体化しておく
セミナーの目的が決まれば、ターゲット層を具体化させておきます。ターゲット層によって、告知方法や日程、アプローチ方法も違ってくるからです。
若年層向けのセミナーであればSNSを活用した集客方法、特定の業界に向けたニッチな内容ならば業界専門誌や関連ポータルサイトからのアプローチが効果的だといえるでしょう。
セミナー集客の正解はひとつではなく、目的やターゲット層に応じて適切な方法を選ぶといいでしょう。
新規顧客と既存顧客のアプローチ
既存顧客は大切にしつつ、新規顧客の開拓もしていく必要があります。
既存顧客をターゲットとしているセミナーであれば、営業担当者から直接セミナーの告知が可能ですし、インサイドセールスでのアプローチで集客が見込めます。
新規顧客がターゲットのセミナーなら、SNSやweb広告のように不特定多数の人に向けたアプローチが必要になってきます。
新規顧客と既存顧客の双方がターゲットとなるセミナーの場合でも、集客においては割り切って別のアプローチをするのが望ましいでしょう。
開催後のフォローをする
セミナー集客というとセミナー前の告知ばかりが気になりがちですが、次回のリピーター獲得のためにはセミナー後のフォローも重要です。
基本的なことではありますが、セミナー終了後にはお礼のメールを送ります。
セミナー参加者の興味が冷めないうちに有益な情報を提供して、次回に向けた信頼関係を築いておきましょう。
成功の定義を明確にしておく
セミナーを成功させるには、成功の定義を明確にしておくのも重要です。
売り上げをあげるのが最終目標だとしても、セミナーだけで売り上げをあげるのは難しいかもしれません。
- 新規見込み客の獲得
- ナーチャリング
- 既存顧客の満足拡大&取引拡大
- 新商品やサービスの認知向上
これらはセミナーの内容決定やターゲット層の明確化にも影響します。それぞれの要素を考慮した上で、セミナー告知をし集客につなげていきます。
セミナー集客代行とは
セミナー集客の方法は自社でできる方法もいくつかありますが、セミナー集客代行のプロに依頼するという選択もあります。
セミナー集客代行のメリットやデメリット、費用についてご紹介します。
- セミナー集客代行のメリット
- セミナー集客代行のデメリット
- セミナー集客代行の費用
セミナー集客代行のメリット
セミナー集客の代行会社に依頼すると、顧客リストがない状態でも集客が可能です。
この顧客リストを活かすことで、狙ったターゲット層での集客を行い、新規顧客の獲得につながげることができます。
セミナーの企画や運営をサポートしてくれるので、スムーズにセミナー運営ができます。
高品質のセミナーを開催し、終了後のサポートまでしてくれるので、運営に不安がある場合でもセミナーを成功に導いてくれるでしょう。
セミナー集客代行のデメリット
セミナーの集客や運営を代行会社に依頼する場合、担当者はブランドイメージを的確に伝えないと、ブランドの一貫性が崩れたりメッセージの発信にブレがでたりする可能性があります。
集客代行の費用もかかってくるので、予算の問題もあります。
また集客代行会社の方で競合が生じる場合があり、せっかく依頼したのに集客に影響がでるといった懸念もあります。
セミナー集客代行の費用
セミナー集客代行会社の費用は、大きく分けて3パターンあります。
- 固定型
- 成果報酬型
- ハイブリッド型(固定型&成果報酬型)
固定型とは、成果に関係なく決められた金額を支払う方法です。期待以上の集客があるといいのですが、必ず集客につながるかわからないのでリスクがあります。
固定型の費用は、おおよそ50万円~というのが目安になります。
成果報酬型とは、集客数に応じて費用がかかるスタイルです。集客が少なければ費用を抑えられ、無駄なく費用をかけられます。
ハイブリッド型とは、固定型と成果報酬型を合わせた料金スタイルです。成果があれば費用が発生し、成果がなければ固定費用が発生します。
セミナー集客の予算や規模、ターゲット層などに応じて、セミナー集客代行も検討してみるといいでしょう。
セミナー集客はコツコツと
セミナー集客の方法はいろいろあります。インターネットを利用した自社サイトでの告知やSNS、メールという選択肢もあります。
チラシやDMを配布するという方法も決して古い手法ではなく、現在でも利用している企業は多く存在します。
集客に困ったら、セミナー集客代行に依頼するというのも選択肢のひとつです。
セミナーの内容やターゲット層、新規顧客か既存顧客向けなのか、などといった目的に合わせて適した集客方法を選択するのが重要です。
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