インスタ運用がうまい企業のアカウントの共通点&失敗例まとめ
インスタを始めてみたけれど、「思うようにフォロワーが増えない」「うまい運用方法がわからない」と悩んでいませんか?
インスタ運用に成功している企業のアカウントには、いくつかの共通点があります。
逆に、失敗してしまうアカウントにも共通点がありましたので、一緒に確認していきましょう。
- インスタ運用がうまい企業の共通点とは?
- 実際にどんな投稿をしているの?
- インスタの失敗例あるあるとは?
インスタ運用のポイントについて、まとめました。
Contents
インスタ運用がうまいアカウントの共通点
インスタを上手に運用しているアカウントには、いくつかの共通点があります。
以下のような点を工夫して、自社のインスタ運用に取り入れてみてください。
- インスタの目的が定まっている
- ターゲットが明確
- ハッシュタグの使い方がうまい
- 投稿のトンマナ統一
- ユーザーとの交流を楽しんでいる
- ストーリーズを活用している
インスタの目的が定まっている
「ファンの獲得」「売り上げ向上」「ブランディング」「認知度向上」など、インスタの目的を決めると、発信の方向性が決まってきます。
運用の目的を決めるとアカウントの統一性がでてきます。
なんとなくスタートさせてしまうと、投稿にブレがでて思うような成果に結びつきにくくなってしまいます。
企業のブランディングが目的なら写真や動画、認知度向上が目的なら商品紹介、といったように投稿の方向性を決めてスタートさせましょう。
ターゲットが明確
インスタだけでなく、SNSを運用するのであれば最初にターゲットを明確にさせる必要があります。
ターゲットを明確に設定し社内で共有すると、投稿時間や投稿内容が決まり、一貫性がでます。
ハッシュタグの使い方がうまい
投稿を作成したら、適切なハッシュタグをつけなくてはいけません。
インスタはハッシュタグで検索されるので、ハッシュタグを上手に使うのが運用のコツとなります。
- ハッシュタグボリュームを参考にする
- 関連ハッシュタグを活用する
- 競合やインフルエンサーのハッシュタグを使う
- 自社独自のハッシュタグを使う
また、ハッシュタグの数は最大30個まで設定できますが、いくつもハッシュタグを設定しても拡散には期待できないと言われています。
具体的にいくつのハッシュタグが効果的とは一概に言えませんが、3~5個が程度にしておくと良いでしょう。
また漢字やひらがな、カタカナの表記が変わると別のハッシュタグと認識されるので、文字の表記についても考慮してください。
投稿のトンマナ統一
トンマナとは、トーン&マナーの略で色使いやルールを統一してブランドを視覚的に表現する方法です。インスタは他のSNSと比較しても、特に投稿の統一感が重視されるものです。
独自の世界観を確立し、統一させるとブランドイメージが伝わりやすくなるでしょう。
ターゲットとなるペルソナを意識して、ベースのカラーを決める、文字のフォントを統一させるといった統一感を出せるようにしていきましょう。
ユーザーとの交流を楽しんでいる
ブランドや企業を愛しているユーザーにとって、公式のアカウントからのアクションがあるのは嬉しいものです。
ユーザーからのコメントやフォローといったアクションに対して、企業アカウント側からもリアクションをとるようにしましょう。
積極的に交流を楽しむと、関係性が高まってさらに投稿が注目されるようになります。
投稿の反応をリアルに感じられるので、ユーザーの興味の有無を知れるようになるでしょう。
さらに普段から交流があるとインスタのアルゴリズムによって、露出が高くなるといったメリットもあります。
ストーリーズを活用している
ストーリーズとはインスタ特有のもので、通常の投稿とは別で写真やショート動画をシェアできる機能です。
24時間で投稿が削除されてしまいますが、リアルタイム感があると人気の機能です。
ユーザーの目にとまりやすいので、通常の投稿よりも見つけてもらえる可能性が高くなります。
24時間という限定の投稿なので、タイムセールやキャンペーンの告知、情報解禁などで使用するといいでしょう。
インスタ運用に成功している企業例
では実際にインスタの運用の評判の良い企業のアカウントをみてみましょう。
6つの企業のアカウントについて、ご紹介します。
- ニトリホールディングス
- 日清食品株式会社
- 洋服の青山
- ダイソー
- リプトン
- JILL STUART Beauty
ニトリホールディングス
「お、ねだん以上。」のフレーズでお馴染みのニトリホールディングスは、家具やインテリアを販売しています。
自社の製品のコーディネート術をインスタで発信していて、商品の魅力が一目で伝わるアカウントです。
写真に文字を入れた投稿も多いので、商品写真だけでは伝わらない情報も瞬時に伝えられる投稿になっています。
https://www.instagram.com/p/CedNMltJJSA/?utm_source=ig_web_copy_link
日清食品株式会社
カップラーメンを製造販売する日清食品株式会社のインスタは、カップヌードルやチキンラーメンといった商品ごとにアカウントがあるのが特徴です。
チキンラーメンのキャラクターの投稿や、カップヌードルの蓋をショートケーキにしたような、目を惹く投稿が多くあります。
ユーザーの目を惹き、常に楽しませてくれるので、インスタでもファンを獲得し続けています。
https://www.instagram.com/p/Cna4IxRvd76/?utm_source=ig_web_copy_link
洋服の青山【ガールズアカウント】
ターゲットを絞ってインスタのアカウント運用をしているのが、洋服の青山のガールズアカウントです。
インスタは若年層に強いSNSという特性を活かし、ターゲットを女子高生に絞っています。
普段の投稿ではインスタでの小ネタやプリクラの情報といった女子高生向けの投稿をメインにし、大学の入学式や入社式のある4月に向けて販売促進をしています。
https://www.instagram.com/reel/CbPO6jSgHew/?utm_source=ig_web_copy_link
ダイソー
100円ショップのダイソーのインスタでは、新商品の紹介やオリジナルキャンペーンが盛んに行われています。
テキスト入りで商品を紹介しているだけでなく、そのままECサイトへの送客もスムーズにできるようになっています。
キャンペーンは企業とのコラボだったり、夏休みのこども向け企画があったりと、幅広い年齢層を巻き込んでの企画をしています。
既存顧客を楽しませるだけでなく、新規顧客の獲得にも一役買っているといえるでしょう。
https://www.secure.instagram.com/p/CiMx8uiI8Dj/?utm_source=ig_web_copy_link
リプトン
ソフトドリンクのカテゴリの中で人気なのが、紅茶のリプトンのアカウントです。
特に反響があったのがフルーツインティ専門店の広告で、フルーツがたっぷり入った美しいアイスティーの写真はインパクトがありました。
このように季節やタイミングの合う商品への反響がわかりやすいのが、インスタの特徴のひとつです。
https://www.instagram.com/p/BTQW1ToB5WF/?img_index=1
JILL STUART Beauty
JILL STUARTはアメリカのデザイナーによって創業された、大手化粧品ブランドです。
10代~20代の女性をターゲットとしていますが幅広い年代から愛されていて、チークやリップ、アイカラーなどが人気です。
インスタでは、背景や小物などの細かい部分にまでこだわり、目を惹く写真が多く投稿されています。
化粧品がより華やかに見えるよう演出されていて、クオリティの高い画像が特徴のアカウントです。
https://www.instagram.com/p/CKTR98pg2qW/?utm_source=ig_web_copy_link
企業がインスタ運用をするメリット
インスタは多くのユーザーとの繋がりができるSNSとなりますので、企業のアカウントをうまく運用すると以下のようなメリットがあります。
- 自社の認知向上になりファンを獲得する
- 購買につなげサポートもできる
- 低予算で高性能の広告を出せる
自社の認知向上になりファンを獲得する
インスタを愛用している世界の月間アクティブユーザーは、約10億人ともいわれています。
今後も増加していくと考えられますので、ユーザーとの接点をもつためのツールとしてインスタは効果的だといえるでしょう。
特に若年層のユーザーが多いので、他のSNSを利用するよりも若者への認知向上に役立てられます。
自社のブランディングにもなりますので、世界観や商品の魅力をダイレクトに伝えられます。
購買につなげサポートもできる
インスタ投稿は毎日何気なく開くスマホで目にするものなので、商品のビジュアルや使用方法などをイメージできるようになります。
商品の最新情報をいち早くゲットできるので、ユーザーの購買意欲を高めてくれます。
購入サイトやECサイトへの誘導ができるので、すぐに購入してもらえる仕組みが整っています。
オンラインでの購入に繋がらなくても、お店に足を運びたいと思ってもらえればインスタ運用の第一歩は成功といえるでしょう。
さらにインスタはストーリーズやコメント機能があり、ユーザーとのコミュニケーションになるだけでなく、本音をダイレクトに聞ける場にもなります。
低予算で高性能の広告を出せる
インスタは投稿だけでなく、広告の出稿も可能です。フェイスブックと同じMeta社が運営しているSNSなので、ユーザーを細かくターゲットにした広告出稿ができます。
インスタ広告は1日100円からという低価格が特徴です。
低予算でスタートできるので、広告出稿のハードルが低く始めやすいというメリットがあります。
インスタ運用の失敗あるある
「インスタ投稿をいざスタートさせよう!」という前に、失敗例も確認しておきましょう。
- フォローバックを目的に闇雲にフォローする
- ハッシュタグがビッグワードタグのみ
- 途中で投稿のテイストを変更する
フォローバックを目的に闇雲にフォローする
インスタを始めたら、まずはフォロワー数を増やしたいと考えるものです。インスタユーザーの中には、フォローされたら必ずフォローし返すという方もいます。
そのためできるだけ多くのアカウントをフォローすれば、フォロワー数を増やしていけそうな気がしてしまうかもしれません。
しかし、この方法ではフォロワー数は増えるかもしれませんが、自社の商品に興味のないフォロワーが増えるだけになってしまいます。
自社の商品に興味のある人、商品やサービスを購入し、利用してくれるフォロワーを確実に増やしていくというのが大切です。
投稿での情報発信やブランディングに力を入れて、着実にファンを増やしていきましょう。
ハッシュタグがビッグワードタグのみ
ハッシュタグをつける際に、ビッグワードタグをつけるのは重要なポイントです。
しかし投稿件数の多いビッグワードは、検索される際に他の投稿に埋もれてしまう可能性があります。
そのためハッシュタグは、以下のボリュームのものをバランスよくつけるようにしてみましょう。
- 5万件以上のビッグワード
- 1~10万件のミドルワード
- 1万件以下のスモールワード
上記の3つからハッシュタグを3~5個選び、設定しましょう。
ミドルワードやスモールタグは上位表示されやすくなりますので、これらのハッシュタグも意識してみてください。
途中で投稿のテイストを変更する
途中から投稿のテイストがガラリと変わっているという失敗例があります。
方向性の見直しをしてテイストを変更しているようですが、ユーザーにとっては大きな違和感をもつ投稿となってしまいます。
自社アピールになるインスタ運用を
インスタ運用がうまいといわれる企業のアカウントには、いくつかの共通点がありました。
10代~20代のユーザーが多いインスタは、若年層の認知向上やファン獲得に大きな力を発揮してくれるでしょう。
企業のブランディングになるような統一感のある投稿を意識し、世界観を大切にしましょう。
ストーリーズやハイライトといったインスタ特有の機能も活用し、ユーザーにアプローチしていきましょう。
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