
【(公社)やまなし観光推進機構様 主催】 Instagram集客セミナー登壇レポート 観光の魅力は「写真」だけでは伝わらない
2026年1月12日更新
株式会社PR NET(神奈川県横浜市)の代表取締役・上村菜穂が、
山梨県にて公益社団法人やまなし観光推進機構様主催の「山梨県観光事業者様向け SNS活用セミナー」に登壇いたしました。
「魅力が伝わる撮影方法と口コミ管理」をテーマに、観光事業の資産となるSNS運用について、当日の熱気とともにレポートいたします。
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セミナー概要|観光地の評価は「公式発信×体験者の声」で決まる
開催日時 2025年12月10日
主催 公益社団法人やまなし観光推進機構様
テーマ 山梨県観光事業者様向け SNS活用セミナー
参加者 山梨県内の観光事業者・宿泊施設・飲食店経営者の皆様
現代の観光客は、公式情報だけでなく、SNS上の「本音のレビュー」を極めて重視します。
本セミナーでは、単なる情報発信にとどまらない、「選ばれる観光地」になるための評判管理術(レピュテーションマネジメント)を軸にお伝えしました。
SNSは今や、観光客が「どこに行くか」「何を体験するか」を決める最初の接点です。
中でもInstagramは、写真や動画を通じて「行ってみたい」「体験してみたい」という感情を喚起する、観光業にとって非常に相性の良いメディアなのです。
第1章 観光業におけるSNSの本質は「評判=観光資産」
山梨県は、四季や天候の変化が大きく、観光スポットの季節性が強い地域です。
そのため、SNS上での印象や口コミは、集客を左右する重要な「観光資産」となります。
本セミナーでは、評判管理(レピュテーションマネジメント)を「専門的な対策」ではなく、日々の発信や接客の積み重ねとして捉える視点を共有しました。
観光業におけるSNS運用の3つのポイント
ポイント1 期待値のズレをなくす
ネガティブな口コミの多くは、サービスそのものではなく「期待値のズレ」から生まれます。
写真加工のしすぎや情報不足による「裏切られた感」を防ぐことが、良い口コミを生む第一歩です。
季節・天候・混雑状況を誤魔化さない写真。 営業時間・アクセス・注意事項の明確化。 体験内容が一目で伝わるストーリー設計。
こうした情報の透明性が、信頼につながります。
ポイント2 体験価値を可視化する
観光は「感情体験」です。
名詞(ほうとう、富士山)ではなく、動詞(煮え立つ、雲が流れる)で撮ることで、没入感を演出できます。
静止画だけでは伝えきれない観光の魅力を、動画で「体験として見せる」方法が重要なのです。
ポイント3 口コミ(UGC)を促す仕掛け
来客が思わず投稿したくなる「写真映えスポット」の作り方や、声掛けのコツ。
お客様自身が発信したくなる仕掛けを作ることで、自然な口コミが広がります💡
第2章 良い口コミが生まれる3つの条件
講義では、観光客が思わず投稿・推薦したくなる条件として、以下の3点を解説しました。
条件1 一貫性
SNSで見た世界観と、実際の体験が一致していること。
ここにズレがあると、どれだけ美しい写真を投稿しても、マイナスの口コミにつながります。
条件2 予想外の小さな喜び
スタッフの一言や、ちょっとした心配り。
予想していなかった喜びこそが、「また来たい」「誰かに伝えたい」という感情を生むのです。
条件3 共感できるストーリー
地域や事業者の想いが伝わる背景。
観光は「感情体験」であり、ストーリーがあるほど口コミは自然に広がります。
第3章 撮影と発信のポイント|観光は「没入感」を伝える
撮影パートでは、Instagramのアルゴリズムに合わせた具体的な技術をお伝えしました。
没入感を生む動画撮影のコツ
たとえば、
- ワイナリーでの注ぐ瞬間の揺らぎ
- 富士山や湖畔の時間の流れ
- フルーツ狩りでの音・質感・リアクション
「見る人がその場にいるように感じる没入感」が、投稿の反応を大きく左右します。
商品の蓋をパカッと開ける。 机にスッと置く。
こうした「3秒クリップ」の細かなテクニックを、実践形式で学んでいただきました。
第4章 特別ワークショップ|武田菱丸くんとの撮影実践
この日の特別ワークでは、山梨県のご当地キャラクター武田菱丸(たけだひしまる)が会場に駆けつけてくれました。

参加者の皆様には、実際にスマートフォンを手に取り、学んだばかりの「3分割法」や「グリッド線」を活用した構図で菱丸くんを撮影していただきました。
「ただ撮る」のではなく、「光の向き」や「アングル」を意識するだけで、写真の主役感やストーリー性が劇的に変わります。
このことを、実技を通じて実感していただけた瞬間でした。細かなテクニックを、楽しみながら体験していただきました。
第5章 観光事業の魅力を「届く形」にアップデート
観光は「感情体験」です。
SNSの役割は、その場所に行く前から期待感を高め、現地での感動をシェアしてもらうまでの導線を整えることにあります。
本セミナーの内容は、山梨県の素晴らしい自然やグルメ、伝統工芸といった観光資源を、24時間働く強力な「営業資産」へとアップデートするためのステップです。
まとめ
今回のセミナーでは、
- 観光業にSNSが不可欠な理由
- 期待値のズレを防ぐ透明性の大切さ
- 没入感を生む撮影・編集技術
- 口コミを自然に促す仕掛けの作り方
をお伝えしました。
参加してくださった山梨県の事業者様が、それぞれの現場で「選ばれる観光地」づくりを実践され、地域に根ざした素晴らしい魅力を発信し続けていかれることを心から願っております。
山梨県の皆様の熱心な姿勢に、私自身も多くの刺激をいただいた一日でした。
本当にありがとうございました。
観光・地域振興をテーマにした研修・講演依頼について
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株式会社PR NETでは、全国の観光推進機構様、自治体様、宿泊・飲食事業者様向けに、観光に特化したSNSマーケティングや撮影技術の研修を行っております。
「写真や動画で、地域の魅力をよりエモーショナルに伝えたい」
「ネガティブな口コミ対策や、お客様の投稿を増やす仕組みを知りたい」
「最新のアルゴリズムに基づいた、成果の出るリール動画を学びたい」
延べ14,000名以上の登壇実績を持つ専門家が、貴地域の特性に合わせた実践的なカリキュラムをご提案します。
お問い合わせ
株式会社PR NET公式サイトのお問い合わせからお気軽にご連絡ください。
FAQ
Q. 観光業でInstagramを活用するメリットは何ですか?
A. Instagramは写真・動画を通じて「行ってみたい」という感情を喚起する、観光業と非常に相性の良いメディアです。公式発信とお客様の口コミを組み合わせることで、選ばれる観光地を作ることができます。
Q. ネガティブな口コミを防ぐにはどうすればいいですか?
A. 期待値のズレを防ぐことが重要です。季節・天候・混雑状況を誤魔化さない写真、営業時間やアクセスの明確化など、情報の透明性を高めることでネガティブな口コミを最小限に抑えられます。
Q. 没入感のある写真・動画を撮るコツは?
A. 名詞(富士山)ではなく動詞(雲が流れる)で撮ることです。3分割法やグリッド線を活用し、光の向きやアングルを意識するだけで、写真の主役感やストーリー性が劇的に変わります。
Q. お客様に投稿してもらうにはどうすればいいですか?
A. 写真映えスポットの設置や、スタッフからの声掛けなど、思わず投稿したくなる仕掛けを作ることが大切です。予想外の小さな喜びや共感できるストーリーがあると、自然な口コミが広がります。
Q. 観光推進機構や自治体での研修は可能ですか?
A. 可能です。延べ14,000名以上への登壇実績があり、地域の特性に合わせた実践的なカリキュラムをご提案しております。お気軽にお問い合わせください。
更新日 2026年1月12日
著者 株式会社PR NET 代表取締役 上村菜穂
開催地 山梨県
主催 公益社団法人やまなし観光推進機構
